妊娠中のスキンケアで、まず真っ先に気になるというのが、大きくなるお腹とともにできてしまう妊娠線(ストレッチマーク)ではないでしょうか。私も、妊娠する前から、妊娠線ができるよ~って先輩ママさんたちに言われていたので、結構気にしていたんですね。
で、以前レビュー用商品としてトライアルを提供していただいた、ネオナチュラルさんのネオベビースターターセットで使わせていただいた、ママオイルをリピート購入しました。
妊娠をきっかけにオーガニック目覚める女性は多いと思いますが、私が色々な会社のオーガニックコスメを使ってきて感じるのが、海外もののオーガニックコスメは香りがきついことが多い、ということ。
ところが、このネオベビーは、コンセプトとして「日本人の肌に合う」を掲げているだけあって、香りがマイルドでナチュラルなんですよ。なので、海外物のオーガニックで香りが嫌いで使えなかったという方も、こちらの製品なら使える可能性が高いと思います。
以下、詳しくレビューしていきますね。
ネオナチュラルは、浜崎あゆみさんも愛用しているブランドです
商品のご紹介に入る前に、ネオナチュラルさんというブランドについてもう少し詳しく説明していきますね。
実は、2014年、ネオナチュラルが一躍有名になった出来事がありました。それが、AYUこと浜崎あゆみさんが、自身のご著書「AYU Lifestyle Book」で、ネオナチュラルのLarネオナチュラルシリーズを愛用しているということを書いていたことです。
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その時のことや、実際にAYUが愛用している商品のレビューは、姉妹サイトの「幸せのオーガニックコスメ」のこちらの記事で綴っています。
実際にAYUが愛用している商品もセットで購入できますよ。
ちなみに、ネオナチュラルさんは、名古屋に拠点を置く日本のオーガニックコスメの会社さんです。以前、JR名古屋高島屋で開催されたネオナチュラルのセミナーに参加させていただいたことがあるのですが(その時のレポは、姉妹サイトの「幸せのオーガニックコスメ」のこちらの記事(その1・その2)で綴っています。)、社長の高柳さんいわく、「化粧品を売る会社ではなく、ライフスタイルを売る会社である」とのこと。
その言葉の通り、商品の中にはコスメもありますけど、洗剤などの雑貨類もたくさん含まれていますし、また、都会の疲れた人々を癒したいという思いから、岐阜県郡上市に母袋有機農場というJAS認証のついているオーガニック農園も運営しているそうです(実際に母袋有機農場に遊びに行った時のレポートはこちらに書いています)。
なお、オーガニックコスメという観点から見たとき、ネオナチュラルさんの商品は以下の点で特徴があります。
ネオナチュラルは、合成成分は植物由来のものであっても一切使用していない
オーガニック、という名前を冠した化粧品はたくさんありますが、実際に製品の裏についているラベルを読んでみると、「石油由来成分と同じものが入ってる!」と思うことがあります。実は、これらの成分は、その多くがアメリカのグリーン化学という新しい化学の産物で、原材料(出発物質)は石油ではなく植物として合成されたものなのですね。
少しずつオーガニックの商品に慣れてくると気付くと思いますが、エコサート認証やBDIH認証など海外の認証付のオーガニックコスメの中には、こうした「植物由来の合成成分」を一定割合使用しているものもたくさんあります(この辺りの事情については、「幸せのオーガニックコスメ」の「オーガニックコスメとは?初心者のためのガイド」の記事をご覧ください)。
ちなみに私は、2014年中に日本オーガニックコスメ協会のオーガニックコスメアドバイザーの資格を取得しました。日本オーガニックコスメ協会は、「オーガニックコスメ」という名前を日本で初めて使用した由緒正しい協会でして、その分基準もとても厳格です。たとえば、日本オーガニックコスメ協会が許容しているオーガニックコスメの基準には、「植物由来であれ動物由来であれ合成成分は一切認めない」という条項があります。
この観点から見ると、ネオナチュラルの製品は成分面から見るとオーガニックコスメの中でも純粋性の高いブランドということになります。
ちなみに、私が妊娠初期に肌が敏感になりトラブルに悩まされた時、それまで使っていても何ともなかった「植物由来の合成成分」入りのコスメがことごとく肌に合わなくなったという経験があります。ですので、合成成分を使っていないオーガニックコスメを探している方には、ネオナチュラルの製品はとてもおすすめできると思います。
日本の素材、国産素材を多用している
そして、もう一つの特徴が、日本の素材、国産素材を多用しているということです。岐阜県郡上の有機農場で生産されているものはもちろんのこと、へちまや馬油など、古来日本でスキンケア成分として使われてきた成分がたくさん使われているんですね。
ネオナチュラルでは海外ではオーガニック対象外の成分も使用している商品がある
上記の点とも関わってきますが、海外の認証では、動物を殺して使う成分はオーガニックとは認められないという規定があります。しかし、ネオナチュラルでは、人の肌の成分に近いとされている馬油を多用しています。そのため、ネオナチュラルの製品は海外のオーガニックの観点からは外れるものもあるというわけです。
この点は、考え方次第だと思いますし、私自身は馬油はそれほど好きではないのですが、実際にとても優れた保湿効果や肌のあれを治す効果があると思います。
というわけで、ネオナチュラルというブランドの説明をざっとさせていただきました^^
ネオベビーは2014年に新しく誕生した日本人の肌に合うベビー用ブランド&COSMOS認証取得アイテムも入っています
ネオナチュラルでは、長らくLarシリーズが大人気で(今でも売れ筋商品はLarシリーズがほとんどです)、新しいラインというのはなかったのですが、2014年にリリースされたネオベビー(neo baby)は、日本人の肌に合うベビー用ブランドという切り口で、あっという間に人気のシリーズになっています。
我が家では、ネオベビーの善玉菌酵素洗濯洗剤を発売から愛用させてもらっています。シルク以外のものはこちらの洗剤でじゃぶじゃぶと選択していますが、不思議とふっくら仕上がり臭いがつかないんですよね(ネオベビー洗剤のレビューはコチラのサイトで書いています。その1ネオベビー洗濯洗剤の初回体験談・その2布ナプキンの洗濯に使ってみた体験談)。ちなみに、初回購入の方は送料無料だそうですよ。
なお、スキンケアのラインのお試しセットであるネオベビースターターセット(4点)をお試しさせてもらっていました(その時のレビュー記事はこちら)。
このネオベビースキンケアラインの大きな特徴が、それが、最近できた欧州のオーガニック化粧品統一基準であるCOSMOS認証がついているアイテムが入っているということです(馬油を使用しているものは対象外になっています)。
具体的に言うと、ネオベビー製品のうち、今回ご紹介するママオイルと次回の記事でご紹介するベビーローションです。
COSMOS認証って、まだまだオーガニックの認証としては認知度が低いかと思いますが、私が2014年に取得したオーガニックコスメアドバイザーの資格講座で、このCOSMOS認証についても学びました。COSMOS認証に関する日本オーガニックコスメ協会の説明はこちらからご覧ください。
COSMOS認証は、フランスのエコサート認証やドイツのBDIH認証など、欧州の5つのオーガニック化粧品認証の団体が制定したもので、いわば「世界統一基準」としてのオーガニック認証なのです。
マークはこんな風なマークになりますよ↓ ネオナチュラルさんはBDIHの加盟団体ですので、BDIHのマークにプラスしてCOSMOS ORGANICと表記されたマークがついています。
COSMOS認証は、2014年12月末までは移行期として、例外的にコスメの中に入れるエキスの抽出に石油系の化学溶媒の使用を認可しているそうですよ。
また、全体の2%までを限度に石油由来成分の使用を認めています。ですので、COSMOS認証がついている=厳密に100%オーガニックというわけではないので、注意したほうがいいですね。
ですが、上述しましたように、ネオナチュラル製品であれば、一切の石油由来成分を排除していますのでその辺はご安心ください^^
ネオベビーのママオイル、改めて妊婦として使ってみたレビューです
さて・・・前置きがとっても長くなってしまいましたが、今回妊娠をきっかけとして、妊娠線(ストレッチマーク)対策&おっぱいマッサージのためのオイルとして、ママオイル本商品をリピート購入しました。
ママオイルは1本150ml入りで、毎日使用(500円玉くらい、2~2.5ml)した場合これ1本で60~75回は使えます。
手に取ってみたところはこんな感じで、ほんのり茶色みがかっています。
全成分はこちら:
ヒマワリ種子油*、オリーブ果実油*、アボカド油*、アンズ核油*、ルリジサ種子油*、アルガニアスピノサ核油*、カニナバラ果実油*、ラベンダー花/葉/茎エキス*、ローマカミツレ花エキス*、コメヌカエキス、ユキノシタエキス*、オレンジ果皮油、ライム果皮油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油、フユボダイジュ花エキス、ビターオレンジ花油、ニンジン種子油、コメヌカ油、トコトリエノール、トコフェロール
(キャリーオーバー成分もすべて表示、※素材名の後ろに*印が付くものはオーガニック成分)
オーガニック成分99%、自然成分100%という仕様になっております。
妊娠中のホルモンバランスにも配慮した香り成分で、乾燥対策にかなり効果的です
ちなみに、私は妊娠が発覚したのが3月でしたが、急激にホルモンバランスが変化して、それまで大好きだったローズ系の精油の入ったコスメがことごとくダメになってしまったんですね!
ママオイルには、ローズは入っていなくて、香りの成分として一番目立つのが柑橘系です。それにプラスして、ラベンダーやカモミールなどが入っているため、女性ホルモンを刺激しすぎないところがいいなと思っています。
もともとローズは、女性ホルモン様の成分ですので、妊娠中いきなりホルモンが全開になった結果、ローズが嫌いになったのかしら、と思っています。
※ちなみに、妊娠初期はこの傾向が強かったですが、5か月目に入った現在では割と落ち着いてきています。
また当然ですが、アロマセラピーで妊娠中禁忌とされている精油(ローズマリーとかゼラニウムとか)は一切入っていませんので、その辺も心配もなく妊婦さんでも使えます^^
そして、妊娠中は何かと肌が乾燥しやすくなるという話を聞きますが、私自身もすごく肌が乾燥してしまって、4月になってもカサカサがやまなかったんですね。
後でレビューしますネオベビーのベビーローションもとても優れモノではありましたが、膝やひじ、かかとなどはぱりぱりに乾いてしまって、その部分にはママオイルを使用してケアしていました。
伸びがよくて肌なじみのよいオイルなのでおっぱいマッサージにもおすすめです
それと、オイルではありますが、伸びがよいので、おっぱいマッサージにもおすすめできますね。5か月目に入り、いよいよおっぱいマッサージをしてくださいと産科で言われたため、やりはじめていますが、おっぱいマッサージって、乳首をつまんだりもんだりと、結構刺激のある動きが入っています。その時にオイルがあるのとないのとでは、お肌への刺激が全然違うんですよね。
ちなみに私は、乳頭の形とかが授乳向きではない!と助産師さんに言われたため、ちょっとショックでしたがなるべく柔らかいおっぱいになるよう頑張ってマッサージ中ですが、ママオイルの優しくてふわっとした香りに癒されていますよ~。
妊娠発覚から5か月目までの間、ほぼ毎日使用してみた結果のストレッチマーク対策の成果について
ところで、妊娠が発覚した3月から5月いっぱいまでの約3か月の間、コツコツとストレッチマーク対策をしてきたのですが、実際に妊娠線はどうなったか?について。
まだまだ急激に胎児が大きくなる時期ではないので、まだその効果は分かりませんが、割とお腹が出てきた今日この頃ですけれども、妊娠線らしき肉割れは一切できていません。
妊娠線対策については、今後も少し書いていこうと思いますけれど、初期の段階からのケアがやっぱり大切になってくるのと、食べ物も重要になると思います。
これからも続けていってどうなったかを今後もこちらでレビューしていきますね。
オーガニックの妊娠線対策オイルや妊娠線クリームって意外とありそうでない
ところで、私がネオナチュラルのネオベビー製品に惹かれた理由は、これまで色々調べてきてみて、オーガニックコスメブランドが出している妊娠線対策オイル、妊娠線対策クリームって意外とない!!って気づいたからでもあります。
普通のボディケア用オイルってあるんですけど、意外と妊娠禁忌の精油が入っていたりして、妊娠中使うのがちょっと・・・というものが多いのですよね。これは、海外ブランドでもそうなんです^^;
なので、オーガニック品質のストレッチマーク対策オイルや妊娠線対策オイルをお探しの方は、ネオナチュラルのママオイル、意外とおおすすめですよ☆彡
最初から本商品を買うのがちょっと…という方には、スターターセット4点の中にママオイル入っていますので、是非お試しあれ。